越冬関連
(1225追加・修正。このエントリは年明け5日までトップに来るように未来の日付になっています。)
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via回虫。これは凄く大事。
第1 こう言われたら、こう答えよう&利用できる制度
1、契約中途解除/契約更新拒絶と退寮勧告に対して
「○月○日で解雇です」「契約終了です」「契約を短縮します」と言われたら
→「解雇は認めません。働き続けます」と答えよう。
「解雇と同時に寮も退去してください」と言われたら
→「寮は出ません。ここに住み続けます」と答えよう。(根拠:借地借家法 6ヶ月の猶予)
「家賃は払えるのか」と言われたら
→「家賃は払います。今まで通り給与から天引きしてください」と答えよう。
「解雇だから給与は払えないよ」と言われたら
→「解雇は認めません。今まで通り給与を払ってください」と答えよう。
2、解雇通知・短縮契約に同意のサインをしていたら
→次のような文面で、サインの無効を主張する。
株式会社○○ 代表取締役○○様
「解雇予告通知書」(または「雇用契約期間を一方的に短縮する派遣雇用契約書」)へのサインは、文面を読む余裕も与えられず、わけもわからないままにサインさせられたものですので、無効です。○年○月○日付解雇は不当ですので認められません。○年○月○日以降も引き続き働き続けます。
また、寮を退去するつもりもありません。今後も寮に住み続けます。家賃は、今までどおり給与から天引きしてください。 以上
○○○○年○月○日 氏名 印
(略)
フリーター全般労働組合に相談を!
TEL03−3373−0180
union@freeter-union.org
途中の部分カットしてあるけど、他にも色々実用的な知識が書いてあるのでリンク先を読んでください。しどろもどろで、足元見られそうでも、とにかく追い出しには抵抗して、居座り続けてください。冬場に外に放り出そうなんてまねは、明らかに暴力です。人間の生活を破壊して、死に追いやろうとするほうが間違っているのであって、この場合、理非はもちろん、正当性は明らかに自分たちの生存を確保しようとする側にあります。たとえ、向こうに何を言われても、脅されても、責められても、そのことを恥じる必要もなければ、後ろめたく思う必要もありません。
今年の冬は色んな意味で冷え込みそうです。今のところ路頭に迷ってない人も、鬱で労働自体から文字通り疎外されている人も、財布の中身的に今そこにある危機を生きている人も最後の保険は持っておくべきです。生きていないと何も出来ないので、生き残ることは十二分に正当化されてしかるべきです。というか、どうしようもなくなって野宿するなら炊き出しやってるところに行こう。どこでもいいから近場で最悪の場合、他人に頼れる場所にいることが肝要です。他人の世話になることの心理的負担や疎外感というものが障壁になっていたとしても、他人たちが信用できないとしても、また自分自身うまく折り合うことが出来そうになかったとしても、のたれ死にしかねない状況にあるなら迷わず頼りましょう。
派遣で首を切られて寮も出て行くよう言われている人でも、強制追い出しに応じる筋合いはありません。法的にいっても、居住し続ける正当性はあります。(賃貸アパートでも確かそう。手続き的には強制的な排除にはいくつか段階があって、勝手に出来るものではないです。家賃払ってないとかそういうのは理由になりません)、出て行かずに頑張れるなら頑張ったほうがいいです。行くあてがあるなら別ですが、住む場所もないしお金もないのに出て行ってはだめです。
とはいえ、現実的にはもう既に出てしまったとか、相手の嫌がらせや恫喝に耐えられないということもあるでしょうし――でも、こんなことは無責任だとは思うけれども、紛いなりにも一定の壁と屋根のある空間に居たほうが圧倒的に身体には優しいですし、なるべくなら居座り続けるべきだと思います――、事情は人それぞれです。もし、どうしても野宿を覚悟しなければならないとしたら、前もって駆け込み先や緊急的な避難場所を考えておくのが良いと思いますし、その宛てすらない場合にはなおのこと、炊き出しやその他の支援をしている場所の近くに行くのがベターです。
各地の越冬情報は以下から。