パソコンまわりをウロチョロしている黄色い甲虫類っぽい方がいて、テントウムシの子どもか何かかな、その方の動きをじっと見続けていると飽きない。ケーブルをよじ登ろうとしたり、キーボードの上で右往左往したり、LANケーブルの先まで行って突然引き返したり、と何かオモシロい。でも、このくらいの幼生だと飛ばないのかしら。それともそもそもテントウ虫の方ではなく、もっと何か違うアレな虫なのかもよく分からない。子供の頃、アブラムシのたかった植物の茎にテントウ虫がこれまたわんさか集まっているのを見た記憶がよみがえる。虫は結構平気。まあ、ムカデとかセアカゴケグモとか毒持ってるのは勘弁してほしいけど。


さて、今月五日のお話をしたいと思ったのですが、これだけ日数が経つと僕も記憶が定かでなくなることがあって、言われれば思い出すし起きたことは大体把握しているんだけど、それを一つのストーリーとして語るための時系列の並びとか一つの筋道だった流れとかが混乱していて薄れてきてもいるから、それを今の段階で出すよりいくつかの事実に関する補完をした上で完全にとは言わないまでも疑似的な外部性を導入したうえで、形式として一人称によって語るある種のドキュメンタリー的な欺瞞を書いてみようかしらとか思ったりで、それならそれで今すぐ書かなくてもいいや的気分になりましたので、何れきちんと形にして書きますけど、とりあえず最早情報性や速報性なんてものは何処にもないし、精々がところ自分の旅行記みたいな形で伝えるくらいしか役割もないしで、他に書くべきものがあれば後回し的位置づけになりましたとさ、俺の頭の中では。どうでもいい話書いてると皆の注意が逸れるので、忘れられたころに書こうかな。まあ、どっちにしろ何時ものように気分次第だけど。


そういや、どうでもいい話といえば携帯の薄さ問題ってのは解消されたんでしたっけ?あの、なんか電池に使う外側の部分の型を作るんだかが凄い難しくて、いまだに徐々に開発していってるとかいう話聞いたんだけど。ガセかしら。でも、薄いのがそもそも最近価値を認められなくなってきているのかも。でも、携帯が端末として有効な装置になるのはいつの頃なのかしら。パームとかの代わりに携帯にその機能を突っ込む――よく考えたら、それはスマートフォンとか言うんではないですか。すみません。駄話は大変だなあ。


そうそう、iPhoneってこないだ、発売されたけど、例によって例の如く欲しいのかもよく分からない人たちが大挙して買い漁ったりで、たぶん転売するためだとは思うけど、そんなことよりiPhoneって基本的にiPodTouchの電話版みたいなものでしょう。あれね、いやさTouchの話なんだけど、タッチパネルが凄く使いづらいんだよね。親指だと反応しないから片手で操作しにくいし、なんかワタクシ様の手が小さいだけという話もありますけれども、それにつけてもでかいし、重いし、音質も自分で買ったcowonとかゆー怪しげなメーカーのが良いし、まあ、自分の金で手に入れたものじゃなし、別に不満てわけじゃないけど、あの値段であれだとどの位価値があるのかしらとも思うんだけど、一つ確かなのはもう少し公共空間に無線LANが普及すればああ言う感じのアイテムでネットやるってのはあるし、もうひとつは動画の共有というか携帯に便利ではある(再生可能なフォーマットを増やせば)。それで、そのことで一つ思い出したんだけど、こないだのキャンプでフランスから来たという外国人の兄ちゃんに最近のお気に入り↓の動画を見せたら、少し話が弾んで楽しかった。



でも、残念なことにワタクシ様の英語能力が著しく低いため向こうにも負担をかけたし、こっちも話が通じないしでお互い困ったりして、もうすこし語学能力をどうにかこうにしないと面白くないなとか思いました。『彼女は俺たちと一緒にデモしたこともあるんだ』とか『新作は聞いたか?こないだ出た奴だよ』とか『彼女のサイトにのってるアドレスにメールしてみな。フリーミュージック(?)としておまえんとこに送ってくれるよ』とか『あ、このシーンとこのシーンはフランスのだ』とかその程度は分かったんですが、やっぱり動詞とか単語の基本語彙が少ないっぽいよ。読むのはまあ、簡単な小説くらいは読めるんですけど、ただ、読むときって発音あんまり気にしないで読み飛ばすからなあ。

で、そのKenyArkanaさんですが、アルゼンチン移民でマルセイユ生まれ、活動拠点もマルセイユなのかしら、ラップで社会的抗議をする人(?)らしく、これ以外の曲も社会的、政治的メッセージが強いです。というか、全部それです。歌詞も凄い直截だし素敵。