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madashan2008-06-24



と、いったところで別に誰に対しての義理立てというものでもないけれども、西成あるいは釜ヶ埼の事件についての続きはまだ少しかかりそうなので、今週末あたりで勘弁してくださいとか思ったけれども、今週末も来週末もアレでアレな用事やら労働やらで身が持たない感じなので、ちょっとどうなることやら。とりあえず、来週明けまでに無理そうなら小出しにしていく方向で。

まあ、反省というなら結局、あの事件を一つの「暴力」に落とし込むことが不味かったかなあ、と思っております。実力行使や反撃をすべて「暴力」というのは、少なくとも何の説明もなしに使ったのでは、事件総体を騒動だの暴動だの*1といった言葉でフレームアップしていくやり方と何も変わらないことになってしまうので。(ていうか、常に忘れてはいけない大切なことは階級闘争だと思うな)

「暴力」それ自体も確かに問われるべきものですけれども、あの程度ですぐに暴力がどうとか言い出すと一体、どうしたら直接行動なんて認められるのかしら、みたいな。昔、いけ好かないフランス人のおっさんが「暴力は宿命です」と仰っておりましたが、相変わらず自由主義の自己瞞着は健在なご様子ですね、と。

それと、ついつい忘れがちなんだけど、敵対を前にしての一方への加担はあらゆる意味での賛同とか、何を措いても支持するとかそういうことではないし、留保やニュアンスの違いが可能になるような状況にあっては支援やら支持やら連帯やらは批判を可能とするし、そうでなければならないし、その時、有効な指標は何かといえばやっぱり「誰が敵であるか」という問いだと思うし、要するにファシスト襲うのと他党派襲うのは全く異質な振る舞いですという例の昔話と同じことなんですけれども。



あと、もう一件、応答しなければいけないものがあって、


http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080611/p1


↑ここのコメント欄に書き込んでいたのですが、NaokiTakahashiさんに回答をもらったのに返していないままでした。id:NaokiTakahashiさんには、大変失礼な振る舞いをしたことをお詫びいたします。これに関してもエントリを起こして、それを以て回答させて頂きたく思います。

正直言うと、上記エントリで問題に挙げられている事件にあまり言及したくないというのもあったのですが、そもそもコメント欄に書き込んだ時点で、その手の言説ゲームに関与していないとはいえないので、書かないといけないのかしらと思う次第です。



しかし、良く考えたらワタクシ様は電波で反日で脳内という三点セット揃った革命的ネットアイドルであって、しかも当ブログはチラシの裏だと第一日目にはっきり宣言したのに、なぜ自分からその宣言を無効にしているのでしょうか。さっぱりわかりません。

*1:ほんとのこと言えば、そういう言葉の持つ含意としての暴力性ないし道義的悪を認めない気はまるでないし、肯定する立場なんですが。まあ、それはそれとして