正月が晴れたと言っている人がいた


元号が平成になってから晴天の記憶よりもガスってたり雲ってたりしてた印象が強いんだとさ。そんなこと毎年覚えてないから事実関係なんて知らないけど、これはあれだよね、嵐の前のなんとやら。もしくは大乱の予感。

景気悪化→停滞の長期化の見通しがどこかで誤魔化されなければ、まあ、いろいろあるのが当然だろうけど。


正月くらい暗い話はやめてくれとか言われたけど、なんか良いことあったっけ?そもそも良いこと探ししなければいけない状況自体が既にあれだしさ。


年末に駆け込みでやってきたのは例のガザ空爆でしょう。「ミサイル攻撃」とやらに対抗して日に何十回もインフラを含むガザ市内への空爆を実行した揚句に、地上軍を南部に結集させて、脅しなのか実行するつもりなのかもよく分からないし。

ところで、ハマスイスラム原理主義って記載の仕方するならイスラエルシオニズム原理主義って表記すればいいのにね。国内差別も酷そうだし、いろいろ複雑とはいえ、それを一つの方向にまとめるための「インディアン」に囲まれた「騎兵隊」ごっこなら、そんなものにどんな正当性があるのかしら。


大体、「報復」てなんだ。死者数一桁に対して三桁なのに誰もそれをまともに論じないのは当たり前だからか、それとも国家暴力とそれ以外の非国家エージェントによる暴力を排他的に峻別しているためなのか。セキュリティーとやらがよくお似合いの価値観だからなのか。一番ありそうなのが政治的パフォーマンスという最低の話だけど、軍事行動なんて政治的でなかった試しはないしね。政権運営がそのまま軍事行動というやつなのかしらね。くだらない。


そんな新年。あ、ついでだけど日本の報道ってこの件に関して完全に西側と国家エージェントにしか関心を絞ってないのが明らかだよね。事態の分析もしないし。ブル新にもいろいろあるとはいえ、ほんとに二流三流どころしかそろってないのね。すてきー。